「太ももが太くなってきたな～。ダイエットしなきゃな～。随分前もこんなこと言ってたな～。」と堂々巡りしているそこのあなた！思い立ったが吉日、少しずつ太ももの引き締めを始めましょう！

ただ、闇雲にやっても時間と労力だけ浪費してなかなか効果が出ません。まずは太ももの引き締めに必要な内転筋とそれを取り巻く筋肉達を知る事から始めてみましょう。最後には、運動が苦手な方でも出来るお勧めの簡単宅トレもご紹介します。

解剖アプリ：teamlabbody

太ももが太くなる原因は、必要な筋肉が使われずに一部の筋肉に負担がかかり過ぎるからです。負担がかかり過ぎる一番の被害者は大腿四頭筋の中の外側広筋です。大腿四頭筋（大腿直筋・内側広筋・外側広筋・中間広筋）とは腿の前側の大きな筋肉で、その外側の筋肉が外側広筋です。大転子の下がぼこっと出っ張ったり腿の前側がムキっと筋肉質になるのはこの筋肉が頑張っているからです。反対に内側に付く内側広筋は膝の安定性に重要な筋肉ですが弱くなり易く、意識してトレーニングする事が必要な筋肉です。

きちんと筋肉が使われていないと、歩くたびに外側広筋に負担がかかりどんどん足を太くして行きます。外側広筋は膝を伸ばす筋肉ですが、がに股・内股・とぼとぼ歩きなどは膝が曲がったままなので太ももに負担がかかり易く、太ももが太る原因となります。ダイエットと思って歩くと逆に足が太くなるのはこの為で、股関節と膝が曲がった姿勢で歩く事で足はどんどん太くなるのです。

反対に股関節がすっと伸びた歩き方をすると自然に太ももの負担も軽減し、太もも痩せに繋がります。股関節を伸ばす時には反り腰にならないように注意する必要があり、下半身痩せにもやはり体幹の安定性が必要と言う事が分かりますね。

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外側広筋の負担を減らす為に重要な筋肉は股関節伸展筋群です。股関節伸展筋は大殿筋・大内転筋・ハムストリングス（半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋）ですが、その中でも大内転筋を使えていない人が非常に多いです。、また大内転筋は、骨盤底筋や内側広筋と密接に関係している為非常に重要な筋肉です。股関節の伸展筋とは股関節が曲がったところから伸ばす力を発揮する筋肉で、股関節が伸びると膝も伸びやすくなる為、外側広筋の負担が減るのです。

太もも痩せには深層外旋筋と中殿筋も必須です。中殿筋はお尻の横揺れを防ぐ役割がありますがここが弱くなるとお尻が外に揺れる為、太ももの外側が張り、やはり下半身太りの原因となります。また、股関節を安定させるインナーマッスルである深層外旋筋の作用も重要であり、下半身太り克服にはまずお尻の引き締めが重要である事が分かると思います。お尻の引き締めについてはこちら→ブログ：お尻ダイエットに必須の筋肉と簡単宅トレ

太ももの筋肉も沢山あって、何からやったら良いかわからなくなりますよね。そんな時は、まず大内転筋を使えるようにする事に集中しましょう。やり方は簡単。両足を閉じて真っ直ぐ立ち、息を「ふーっ」と吐きながら同時に太ももの付け根を「クー」っと引き締めます。息を吸う時に太ももは緩めましょう。

お腹の引き締めの時と同様に口を楽にややすぼめて「ふ～」っとゆっくり吐きます。同時に太ももを内側にひき締めるのですが、前側では無く、お尻と太ももの付け根を中央に集めるように引き締めます。大殿筋の引き締めと似ていますが、内転筋はお尻の少し下です。どちらも必要なのでわからない方は気にせずやって、違いが分かるようになってきたら分けてやってみて下さい。

直接刺激を与える事も有用です。てのひらで大内転筋の付け根をつかみ、ぶるぶると20～30回揺さぶってみて下さい。余計な力が抜けると同時に力を入れる場所が感覚的にわかり、大内転筋にが入り易くなります。大体で良いので上の解剖図を参考にして触ってみて下さい。坐骨の内側なので後ろからの方が触り易いです。

頑張って力を入れると息が止まりそうになりますが、決して止めずに、ちょろちょろ息を漏らすような感覚で吐き続けましょう。

引き締めて→緩めてを5回繰り返す。これを1日の中で気が向いた時にちょこちょこっとやってみて下さい。自宅でも通勤途中でも職場でも、いつでもどこでも少しずつ継続する事が大切です。慣れない内は頭がくらくらしたり腰が痛くなったりする事があるので、ストレッチや手で揺らしてリラクゼーションを入れながら決して無理せず、少しずつ慣れて行って下さい。

それでも「中々運動が出来ないなんだよね～。」「もっと他に方法は無いのかな？」と言う方も多いのではないでしょうか。そんな時は横浜Beatにお任せください。

電磁パルスマシンを使って、服を着たまま＆寝たまま自動的に筋肥大と脂肪燃焼をサポートします。必要に応じて筋膜リリースや運動指導（ストレッチ・体幹トレーニング・ウォーキングなど）などで相乗効果を得る事も可能です。まずは気楽に始めてみましょう！！身体に変化が起きれば気持ちの変化も起きて、次第に自分で身体をケアして行こうと自然と思うようになるでしょう。

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